12月1日発売　妖精の女王レイラーアの王冠

ある日、妖精の女王レイラーアから私宛に招待状が届きました。

そこには、こう書かれていました。

「今年一番の、極上魔法アイテムを創りました。持ち主の森の魔女は、もう決まっています。

あなたの庭のムスカリ達が続々と顔を出し始めた頃に、取りに来てください。・＊＋」

そしてムスカリ達が続々と咲き始めた時、私はレイラーアの妖精王室を尋ねました。

　
レイラーアはいつにもまして美しく、全身がスワロフスキーやビーズで出来た、美しいドレスをまとっています。私が挨拶をすると、レイラーアは、アンティーク調のガラスの棚の中から王冠を取り出しました。

私はその美しさに、思わず息を飲みこみました。

見た目の美しさは勿論のこと、この王冠から発せられる魔法が、妖精の女王レイラーアそのものを現すような極上に洗練された美しいエネルギーだったからです。

 
レイラーアはこの王冠をテーブルに並べると、こう話し始めました。

　
「この王冠には、私のエネルギーを宿してあります。つまり、私自身がこの王冠に宿っているという事です。私の体は一つしかありませんが、魔法でいくつでもエネルギーの分身を創ることが出来るのです。

私は今まで、私自身のエネルギーを直接物に宿すことはありませんでした。けれど今回、新たなステージに入り、より洗練された森の魔女を目指すの森の魔女達のために、この王冠を創りました。

※森の魔女と言うのは、魔女見習いの事も指します。

　
この王冠に宿る私のエネルギーは、この王冠の持ち主に徹底的に”私”の価値観や意識を教えます。徹底的に私のエネルギーへと、変化させていきます。何故ならそれが、持ち主の人生をより優雅で洗練された物へ変化させるために必要であり、持ち主は森の魔女としてのあるべき姿へと、変容していくタイミングにあるからです。」

 
～妖精の女王レイラーアからのメッセージ～

この王冠を手にする森の魔女達に、招待状を一緒に同封します。王冠を持って、私のいる妖精王室へどうぞいらしてください。

招待状に書かれている呪文を唱えれば、すぐに王室に来ることが出来ます。 あなたに王冠授与のセレモニーを行い、この王冠を手に入れる事によってあなたの人生にもたらされる「大きな宝物」は何か教えましょう。