冥界への旅立ち

 
昨年のクリスマスイブの日、祖母がもう長くないとの事で急遽日帰りで会いに行きました。
そして今月、その長い人生の幕を閉じました。  
 
亡くなった日から、祖母の幸せだった記憶や感謝の気持ちが私の中にずっと流れ込んできて、葬儀の日までそれが続きました。
 
結婚した日のこと、私の父や今は亡き叔母が誕生した日のこと、子育ての楽しい思い出、初孫である私が生まれた日のことなど…。
 
私はその記憶が見えている間、場所関係なく急に泣き出していたのですが、それは悲しいからではなくその記憶があまりにも愛おしく愛に溢れていたからです。
 
辛いことも沢山あったはずなのに、全部幸せな記憶だったのは、魂が感謝の記憶と共に冥界に旅立とうとしていたからなのだと思います。
 
私も冥界に旅立つときは、そうやって感謝の気持ちと共に旅立てるような人間でありたいと思いました。
 

全ての記憶の振り返りが終わった時、祖母が私に、私の息子に会わせてくれてありがとうと言ってくれて、それがとても嬉しかったです^^*

97年もの長い間、本当にお疲れさまでした。本当に本当に今までありがとう。・+*

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