不登校の子どもが教えてくれたスピリチュアルな学び


不登校や登校しぶりで悩む親御さんは、今とても多くいらっしゃいます。私の息子も、小学校に入学してから「学校が楽しくない」と言うようになりました。

一時期はずっと学校に行けない日々が続き、今は週1のお休みを初めから設けています。
お友達はたくさんいて、友達と過ごす時間はとても楽しそう。 
 
それなのに、ずっと座って勉強をすることが、どうしても嫌なのだと言います。

 
子どもが描いた学校の絵が教えてくれたこと

去年、息子に学校の絵を描いてもらったことがありました。

そこに広がっていたのは、病院のように閉鎖的で、薄暗い空間。息子の目には、学校がこんなふうに映っているのだと知って、胸がぎゅっと締めつけられました。

 
子どもは、言葉にならないものを絵で見せてくれます。

 
この絵は、息子からの大切なメッセージだったのです。
スピリチュアルな視点で見れば、子どもたちは私たち大人よりもずっと敏感に、エネルギーや環境を感じ取っています。

 
不登校の子どもが感じている「やらされている」感覚

もちろん、嫌なことからただ逃げたいだけの部分については、ちゃんと向き合っていく強さを養ってほしいと思っています。

でも同時に気づいたのは、息子にとって何より辛いのは、自分が主体ではなく「何かをやらされている」という感覚なのだということ。
自分で選べない、自分の意志が尊重されない——その息苦しさが、あの暗い絵に表れていたのかもしれません。

 
私たち大人もそうではないでしょうか。

自分の魂が望まない方向へ無理に進もうとするとき、心は悲鳴をあげます。息子は、そのことを体全体で教えてくれているのだと感じています。

 
不登校の子育てに「正解」を求めなくていい

息子と学校の付き合い方について、明確な答えはまだ出ていません。というより、明確な答えが出ることはなくて、その時の息子の状態に合わせて常に変わっていくものなのだと思っています。

だから今は、ただ逃げてしまっている部分に関してはこちらから優しく促し、どうしても無理な部分は受け入れてあげる——そんな姿勢でいようと心がけています。

 
完璧な答えを出そうとしなくていい。

その日その日、目の前の子どもの魂に寄り添いながら、一緒に道を探していく。それで十分なのだと思っています。

不登校で悩む親御さんの多くが、「正しい対応」を探し続けて疲れてしまいます。
でも、子育てに絶対的な正解はありません。子どもの魂が何を求めているのか、耳を澄ませることが一番大切なのです。

 
スピリチュアルと現実、両方の視点を持つこと

私は森の魔女として、精霊や妖精、そして子どもを守護している存在たちに最善の策を聞きます。
それは、彼らが子どもの「魂」が望んでいる事を教えてくれるからです。

そしてそれと同時に、他の人がどうやって不登校の子どもと過ごしているのか、勉強はどうしているのかといった現実的な情報や、児童心理士などの専門家の意見にも、心をオープンにしています。

 
スピリチュアルな観点も、しっかりと現実を見ています。

ただ、目に見えないメッセージだけに頼るのではなく、目に見える情報もしっかりと受け取る。
様々な角度から情報を集め、その全てを統合していくことが、子どもにとって本当に必要なサポートを見つける道だと感じています。

 

思い通りにならない子育てが教えてくれること

息子が休むことによって、仕事が進まなくなる。予定を変えることになる。それはしょっちゅうで、もどかしい気持ちを抱えていた時期もありました。

でも今は、初めから「スケジュール通りにはならない」という前提でいるので、前ほどストレスを感じなくなりました。

 
宇宙は、私たちの計画通りには動きません。

そのことを息子が、毎日教えてくれているのかもしれません。   

 
流れに抵抗するのではなく、流れと共に在ること。コントロールを手放すことで、かえって心は自由になるのです。

スピリチュアルな視点で見れば、「思い通りにならない現実」には必ずメッセージが隠れています。
それは、あなたの魂が本当に望んでいる方向へと導くためのサインなのです。

 
不登校の子どもを持つ親が一番大切にすべきこと

そして何より大切にしているのは、私自身のケアをすること。

私の心に余裕がなくなることがないように、自分のケアにしっかりと時間をとる。それが、息子にとっても、家族にとっても、一番必要なことなのです。
 
自分の器が満たされていないとき、誰かを本当の意味で支えることはできません。

自分を大切にすることは、わがままでも逃げでもない。それは、愛を循環させるための、最初の一歩なのです。

 
子育てに悩む親がセルフケアを後回しにしてしまう理由

セッションでも、よくこんなお話をします。

「お子さんの事ばかり気にして、自分のことは後回しにしていませんか?」と。

 
頑張り屋さんほど、自分を犠牲にしてしまう。

特に不登校の子どもを持つ親御さんは、「自分がもっとちゃんとしなければ」と自分を責めてしまいがちです。

でも、そのエネルギーはいつか枯れてしまいます。

 
息子が教えてくれたのは、「思い通りにならないこと」の中にこそ、大切なメッセージが隠れているということ。そして、自分自身を満たすことの大切さでした。

 
あなたは今、自分のケアに時間をとっていますか?

思い通りにいかない現実に、どんなメッセージが隠れているでしょう。

もしも心がざわざわしていたら、それは魂からのサインかもしれません。

 
不登校や子育ての悩み、そして自分自身のケアについて——森の魔女として、そんなあなたの心に寄り添い、一緒に道を探すお手伝いをしています。

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