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6~7年前、私は心の調子を崩しました。
あの頃の私は、何か結果を残さないといけないと感じていました。だから沢山の仕事をこなし、目に見えるお金という成果を出さなければ、仕事として認められないような気持ちになっていたのです。
「もっと皆のためになることをしないと!」
そんな思いが、いつも私を駆り立てていました。
でも振り返ってみると、その気持ちが自分を追い詰めていたのかもしれません。
「みんなのために」という言葉は美しく聞こえるけれど、その裏側には「そうしなければ価値がない」という恐れが隠れていて――それは、競争思考だったのかもしれないと、今は思います。
誰かより役に立つ自分でいなければ。 誰かより多くを与えられる自分でいなければ。
そうやって、知らず知らずのうちに、私は自分自身と競争していたのです。
あのとき心の調子を崩したことで、私は大切なことに気づきました。
森の魔女の仕事は、競争から離れてからこそ、成り立つのだと。
それは、誰かと比べるのをやめること。 結果で自分の価値を測るのをやめることです。 「まだ足りない」という声に、もう支配されないこと。
そして、自分のペースを取り戻すこと。 季節のように、月のように、自分自身のリズムで生きること。
完璧でなくても、弱さがあっても、それでも自分は在っていいのだと知ることなのです。
競争という場所から完全に降りることを選んだとき、私の人生はより喜びと幸せに満ちたものになりました。
家族を大切にすることの大切さに改めて気づき、もっと家族と自分のために時間を使うようになりました。
それは逃げではありません。 それは諦めでもありません。
ただ、本当に大切なものに気づくための、静かな一歩でした。
魔女は比べられるものではないから。 魔女は競うものではないから。
魔女は、ただその人自身として、そこに在るものだから。
もしあなたが今、「みんなのために」と自分を駆り立てているなら。 もしあなたが、もっともっとと、自分を責めているなら。
少しだけ、立ち止まってみてください。
本当に大切なものは、競争の先にはないかもしれません。
それは、もっと静かな場所で、あなた自身の内側で、優しく光っているのかもしれないのです。

週に一度、特別なお話を綴っています。ブログでは書けないような 心の奥にしまっていた物語やあなたの心に灯をともすような 小さな魔法のお話。精霊や妖精のお話など。そっと、あなたにだけお届けします。
この記事を書いた人: 森の魔女Ayano
森の魔女学校を主宰し、精霊・妖精チャネリング、自然魔術、過去世リーディングを通じて、多くの方の魂の目覚めをサポートしています。
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