カラスの死

今朝、息子を保育園に送る途中の道に、カラスの亡骸がありました。

カラスの亡骸に出逢うのは人生で初めてでした。

 

私はそのカラスを見て、「なんて美しいのだろう・・・」と思いました。

 

動物も人間も含め、これまでの人生で様々な死を目撃してきましたが

今日は目の前で見る死を初めて、「美しい」と思ったのです。

 
息子を送る途中だったので、その時はその感情に浸ることなく帰宅して仕事をしていましたが・・・休憩中にこのカラスの事を思い出し、あぁ、美しかった・・・と改めて思ったら、しばらく涙が止まらなくなりました。

 
この涙に悲しみなどの感情はなくて、ただ涙が勝手に出てくる・・・という感覚です。
この様に勝手に涙が出てくる状態は、魂が感動したり喜んでいる時です。

 

とても安らかな顔をしていたそのカラスのエネルギー、魂、体、すべてが美しくて

「あぁ、このカラスは人生を全うしたんだな、だからこんなに美しいんだ・・・。

私もこうやって人生を全うして肉体を離れていきたいし、その姿を皆に美しいと思ってもらいたい。私は美しい死を迎えるためにも、人生を全うしなければならない・・・・」という感動の気持ちと、後悔のない死を迎えるためにも、これからもっと頑張ろう!という前向きな気持ちで満たされていきました。

 

 
今日の出来事は、冥界から私へのメッセージだったのだと思います。

 
名のない美しい魂を持ったカラスさん。美しい死を通して私に大きな学びと気づきを与えてくれてありがとう。

 

冥界で安らかに過ごしてね。

 
私も自分の死をもってさえ、誰かに気付きや学びを与えられる人間になりたいです。

 

 

※カラスの体は、いつも近くを掃除している優しいおじさんが片付けてくれていました。優しいおじさんが面倒を見てくれてよかったね。