古代森の魔女時代
ドラゴンの全てを知り尽くし、ドラゴン王国の秘密の場所を含む、全ての場所を自由に行き来し、ドラゴン魔法の全てを駆使する森の魔女がいました。
ドラゴンマスターと呼ばれた彼女の名は、”リリア”
リリアは存在自体が「ドラゴンそのもの」だといわれるほど、ドラゴンの気持ちやドラゴンのエネルギーを知り尽くし、ドラゴン王国でも「ドラゴンの一員」として認められている特別な存在でした。
彼女から発せられる言葉全ては「ドラゴンの観点」に基づいていて、人間が思いつかないような発想や、アドバイスを話してくれることがありました。
ドラゴンの事をもっと知りたいと願う一部の森の魔女たちは、ドラゴンとの上手な付き合い方や、ドラゴン魔法を作る秘訣を知りたいとき、
森の奥深く・・・人目につかない場所に暮らすリリアに逢いに行っていました。リリアは特に、森の魔女たちがドラゴン魔法を創ることを助け、ドラゴン王国と森の魔女たちの懸け橋となっていたのです。111111
高等なドラゴン魔法のほとんどは、リリア監修のもと誕生しました。このドラゴンマスター・リリアに仕えていたドラゴンが、「リリアーナ」です。
リリアーナという名前は、リリアによって名づけられました。リリアーナは、ドラゴンマスターだけに仕える特別なドラゴンです。マスターを守護するのは勿論のこと、新たな世界を見せることで「新たなエネルギーの創造」へと導く使命があります。
リリアーナは、強力な「誕生」のエネルギーを持っていて、ドラゴン王国に新たなドラゴンを誕生させることも、使命の一つでした。そして、リリアが新たなエネルギーや魔法を誕生させるとき、その力を彼女に与えていました。
ドラゴン王国以外の、精霊の世界(精霊界やクリスタル界)にも頻繁に連れて行ってくれるので、ドラゴンマスター・リリアはドラゴン王国以外の世界についても詳しくなり、特に精霊の世界のエネルギーの仕組みや、精霊魔法のつくり方についても詳しくなっていきました。
古代森の魔女時代、リリアーナはドラゴン王国の発展のため、新たなドラゴンを誕生させる事に力を注いでいました。
森羅万象の美しいエネルギーを集めてドラゴンを創造し、誕生させたり、
ドラゴン王国に必要だと感じたスピリットをスカウトし、ドラゴン王国に呼んで、ドラゴンとして誕生させる事もありました。(妖精→ドラゴンに転生 宇宙のスピリット→ドラゴンに転生など)
また、リリアーナの創造する魔法は非常に高等で強力である為、リリアーナの魔法を使える者は”ドラゴン・マスター”に限られていました。
魔法を正しく扱えない者がリリアーナの創造した魔法を使おうとすると、強いエネルギー当たりが起きて非常に危険だったからです。そのため、リリアーナの創造した魔法は魔法を伝授される資格を持つ者にだけ届けられる様、厳重に秘蔵されていました。
~~リリアーナからのメッセージ~~
「ドラゴンの世界を知りたいのなら、他の世界も知りましょう。地球の事をもっと知りたいなら、ドラゴンの世界や精霊の世界について知りましょう。
一つの事を深く知りたいと思うのなら、他の世界を知ることです。他を知ることで、今まで見ることのなかった角度から改めて見ることが出来、今まで気づかなった、新たな発見を得られます。
そのとき、全ては繋がっているということを、感じることが出来るのです。」