森の魔女にとっての呪文とは、唱えることで神秘のエネルギーが発生する聖なる言葉です。
その言葉自体に魔法が宿っているため、唱えるとすぐに魔法が発動されます。
唱えることで物に魔法を宿したり、何かを目覚めさせたり、
唱える事である特定のスピリット(妖精やドラゴンなど)を呼び出すことが出来る呪文もあります。
例:
レイラーアの香油→物に魔法を宿す系の呪文
色魔法→自分に唱えることで魔法のエネルギーを受け取る、自らを覚醒させる、物に魔法を宿す系の呪文
呪文には、その言葉自体に強力なエネルギーが宿っているため、
古代森の魔女時代、特に強力な呪文は極秘扱いされていました。
特に魔法陣は高等な魔法を込めるために使われていた為、魔法陣(図)を書くだけで魔法が発動してしまうのは悪用される危険性もあり、魔法陣を書き、そして呪文を唱えることで魔法が発動されるのが、私が創った魔法陣の基本です。
そして何よりも、呪文は伝授されていない者が唱えても効果はなく、伝授を受けた者だけが使うことができます。
古代森の魔女時代に私が創った呪文は、とても長く複雑ですが、
森の魔女学校では使いやすくするため、呪文をシンプルに改良しています。
勿論効果は同じです。
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私は昔、ドラゴン王国のある場所に自分が創った呪文を保管し、
転生しまた呪文を思い出したいときに、そこを訪れれば呪文がすぐわかるようにしていました。
この場所は厳重なセキュリティで、何重もの呪文がかけられているため
私以外が入ることは絶対にできない様になっています。
呪文だけでなく、私は様々な魔法をスピリットの世界(精霊界、妖精界)などに分散して保管したのですが、いつもそこに行けば昔作った魔法の事をすぐに思い出すことができるのでとても便利です。
また、魔女時代の記憶を思い出すことにも、役立っています。