Q5: ドラゴンは、どのようにして魔法が使えるようになりますか?
A: 全てのドラゴンの命は魔力をもって生まれてきますが、卵の中にいる間にその力を成長させることで、卵から生まれた時に魔法を使いこなせるようになります。
卵の中にいる赤ちゃんドラゴンが魔法を使えるようになるために、そして成長するために、ドラゴン王国のドラゴン達は皆協力して卵を育てます。
人間の赤ちゃんは、お母さんの子宮の中で育ちますが、ドラゴンの赤ちゃんは卵の中にいる間、ドラゴン王国にいる沢山のドラゴンによって育てられます。それぞれのドラゴンから魔法を受け取り、森羅万象に存在する様々な美しさをみせてもらい、成長していくのです。
ドラゴンにとって、卵を皆で育てることは当たり前の事であり、そして皆に育てられることで、赤ちゃんドラゴンは魔力を成長させていきます。ドラゴンはドラゴンとして卵に宿った時点で魔力を授かりますが、その魔力を成長させるためには、他のドラゴン達から魔力をもらう必要があるのです。
一匹のドラゴンではなく、出来るだけ多くのドラゴンから魔力を授かることが栄養となって、大きく成長していきます。
Q6: 日本の龍との繋がりはありますか?
A:ドラゴン王国のドラゴンと日本の龍は、住む場所も使命も異なります。
ドラゴン王国のドラゴン達は、この世から魔女と魔法が決して滅びることがないよう、魔女を助け、魔法を守り、魔女に魔法を継承していくことを使命として持っていますが、
日本の龍は地球に属し、古代から土地を守護する神聖な精霊や神様として存在しています。
また、日本の龍は、日本という国を守護する存在として存在しています。
これまでの歴史上、ドラゴン王国のドラゴンと日本の龍が協力して何かを行ったことはありませんが、お互いの存在は知っています。今後地球がより発展し進化していく中で、日本の龍とドラゴン王国のドラゴン達が交わってつながるときが来るかもしれません。
Q7:ドラゴンからみた人間たちとその社会、人間同士の関係性は どのようにみえるのか知りたいです。
A:ドラゴンから見た人間たちは、感情豊かでとても美しい存在に映っています。ドラゴンには人間の様に豊かな感情を持っていないので、怒ったり笑ったり・・・と、コロコロと移り変わる人間の感情がとても不思議で美しいものに映るのです。
ドラゴン達はそれぞれ自分の使命を全うし、他のドラゴンと共にいなくても、いつもドラゴン同士は繋がっていることを分かっています。自分の成長が他のドラゴンの成長に繋がり、ドラゴン王国の成長へ繋がることを知っています。
人間関係の様にドラゴンがドラゴン同士の関係に悩むことはないので、人間関係が複雑化しエネルギーが絡み合う状況が起きると、こんなにも複雑なエネルギーになるのか!と、人間の生態を理解するためにエネルギーを観察することがあります。
ただそれはドラゴンの個性にもよるので、人間同士の関係性に全く興味のないドラゴンは、ただ自分の使命をまっとうすることに集中します。