古代森の魔女時代、
森の魔女達にとって欠かせない存在として「イヴァ」という名の精霊がいました。
イヴァは精霊界の中にある、過去・現在・未来をつなぐ「時のトンネル」の中に住んでいて、
ここにはイヴァの他にも、時を管理する精霊たちが住んでいました。
精霊イヴァは、過去の癒しが専門の精霊で、(現世での過去限定)
過去に起きた出来事によって生じた感情や、
その際に発生した負のエネルギーを癒す役割を持っています。
イヴァのこの力は、元々植物や動物の過去を癒すために使われてきましたが、森の魔女である私がこの力を使えるよう、ある時力を分け与えてくれました。
そして私はこの力を元に、
過去を癒す「イヴァの魔法」を創り、森の魔女達の間に広めていきました。
古代森の魔女達は、過去を癒すことは、より良い現在と未来を創造するために重要であることを知っていたため、
イヴァの魔法は非常に役立ち、
森の魔女達が日常的に使う魔法として、無くてはならぬ存在でした。
精霊イヴァの魔法は、
呪文を唱えるとイヴァがパッと現れて、癒したいと感じている過去まで行き、その過去の自分自身から出ている感情や想い、
発生した負のエネルギーを、イヴァのその透き通るからだで優しく包み込んでくれます。
そして、
何故その感情になったのか
それは自分にとって必要な感情だったのか
現在の自分のエネルギーに”気づき”をもたらします。
その気づきが起きた時、今までどこか引きずっていた、過去に生じた感情が消化され、
今の自分自身の気持ちが、癒されていくのです。
ここでいう癒しとは、過去に抱いた感情を完全になくすという意味ではなく
過去に抱いた感情の意味に気づくことです。
その意味にエネルギーを通して気づいた時、
引きずっていた過去に感じた感情が、現在の自分のプラスのエネルギーとなって
自分自身を進化させるエネルギーの一部として、自分自身の内側に統合されていきます。
~精霊イヴァの姿について~
イヴァの体は透き通っていて、綺麗な緑色をしています。
この体で過去の感情や、負のエネルギーを包み込むと、
その感情の持ち主に必要な気付きがもたらされます。
そしてその気づきがもたらされたとき、イヴァの体の中で過去の感情がプラスのエネルギーに変換され、
現在のその人のエネルギーの一部として、届けられるのです。