ラーティンクの水で育つ「ルサート」

ラーティンク湧泉の水の中で育つ、ルサートという水生植物があります。この植物は160㎝くらいの高さの大きな葉っぱです。
ラーティンクの泉の中からその大きな葉っぱが出ているので、すぐに見つけることが出来ます。

 
ラーティンクで誕生したドラゴンの卵は、この葉っぱの中で過ごし、森羅万象のリズムと自分の命のリズムを共鳴させます。
ドラゴンは生まれてくる前から森羅万象のリズムと自分の命のリズムを合わせる方法を知っていますが、卵の中にいる間にこの力を完璧なものとして完成させるのです。

 
ルサートは、ドラゴン王国において森羅万象のリズムの象徴です。
 
この葉っぱの中にいると、森羅万象の鼓動・リズムを体感を通して感じることができ、自然とそのリズムと自分の命のリズムを合わせることが出来る様になっていきます。

 
森羅万象のリズムは一定ではなく、その時々によって変わっていく為、人間や魔女がこのリズムと自分の命のリズムを合わせるのはとても難しいことです。
でも精霊であるドラゴンにとっては難しいことではありません。

森羅万象と命のリズムが合うことは、森羅万象におけるあらゆる神秘の力が自然と味方してくれること、そしてその力を自然に使うことができることを意味します。

 
森羅万象とリズムを合わせる力は、すべての神聖なスピリットが生まれる前から持っている力ですが、そのリズムの合せ方はそれぞれ独自の方法があります。ドラゴンはルサートによってリズムを合わせていくのです。


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