古代森の魔女達は、ドラゴン王国のドラゴン達から魔法の伝授を受けたり、ドラゴンと協力して魔法を創造していました。
特にドラゴンマスターと呼ばれる森の魔女は、ドラゴンと共に未来に継承することを目的とした、歴史に残る高度な魔法を創造していたのです。
古代森の魔女達にとって、今だけでなく未来に継承できる魔法を創造することは、自分の命の結晶、生きた証をこの世に残す事であり、森の魔女としての集大成を次世代の森の魔女に継承する神聖な行いでした。
様々な神秘のスピリットが存在する中で、ドラゴン王国は一番魔法界に近い存在であることから、古代森の魔女達は魔法創造の際にドラゴンの力をよく借りていました。
ドラゴンは、森の魔女が魔女として進化し続けられるよう、そして素晴らしい魔法を創造できるよう導いてくれる存在だったからです。
また、古代森の魔女が魔女狩りの危機に直面した時、森の魔女の魔法をドラゴン王国で厳重に守ってくれたのもドラゴンでした。
そしてドラゴン王国が悪い魔女達に侵略され、崩壊の危機に瀕した時、盗まれてしまったドラゴンの卵を回収し、救ったのは古代森の魔女でした。
ドラゴンの卵には厳重な結界が張ってあり、魔女として優れた力を持つ者でなければその封印を解くのは不可能です。そのため、卵を盗んだけれど結局使うことが出来ず、悪い魔女によって捨てられた卵が沢山あります。
古代森の魔女の一部は、そういった卵の救出に貢献していたのです。
しかし、すべての卵はまだ回収されておらず、そういった卵の中にいるドラゴンは、封印状態になっています。(死んでいません)
~現代の森の魔女である私たちにとって、この様な卵を回収し、封印を解き、ドラゴンの卵から赤ちゃんが無事生まれるよう導くのも使命の一つです~