私の祖父のお話


~2021年の春頃、メルマガに書いたお話です~

 
先日、癒しの森に20年以上前に亡くなった祖父がやってきました。祖父は話はしないものの、表情からとても困っているのが分かりました。
 
突然永い眠りから目覚めて、どうしたらよいのか分からない・・・と困惑していたのです。 

 
祖父は不慮の事故で亡くなったので、冥界に行った後長い間回復のための眠りについていたのですが、何が起こったかわからないまま眠りについていたので、びっくりして私のところへ助けを求めにやって来たのです。

私と共に一緒に冥界に行くと、祖父は一瞬ですべてを理解しているようでした。

 
そして祖父は冥界の誕生の広場へと導かれていきました。その後のことは死神に任せましたが、祖父はじっと下の方を見つめて何かを考えている様子でした。

 
最後に祖父は私の手を取って、私の目をじっと見つめました。その目は、「また会いに行くからからね」と言っていました。
先ほどとは打って変わりその表情はとても穏やかで、まるで生きているかのように血色のある肌をしています。

私は胸がいっぱいになって、涙が止まりませんでした。

長年思い出すことはなかったのですが、祖父に「また会いに行くからね。」と言われた時、私は祖父が亡くなる直前の記憶を思い出しました。

私はどこかでこの記憶に蓋をしていましたが、これらの記憶を改めて思い出したことで、「祖父がどんな風に生きてきたのか」を父に改めて聞いてみたいと思ったのです。

 
きっと祖父が喜ぶし、私の父にとっての癒しになるからです。こう感じたのは、間違いなく祖父からのメッセージでしょう。

祖父は転生することを決めたので、私は今回の人生でまた祖父に会うことが出来ます。その時は私も祖父だ・・・!と分かると思うので、会えるのが楽しみでたまりません^^

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